【サイズ】幅190 × 奥行き75 × 高さ160 mm/約2kg
【素材】コンクリート、ステンレス
【生産国】日本
【デザイン】中山英之, 2019
はじまりは、建築家 中山英之氏の親しい建築家ら主催による東日本大震災被災地支援チャリティバザーのために、
事務所にあった材料だけで即興的に制作されたものでした。
そこから多くの時間が経っています。
強い建築や街を作るために使われるコンクリートですが、私たちひとりひとりのハートよりも強い材料など存在しないよね、という気持ちと共に、
あえて分かりやすいモチーフを使用する事で、飾らずに真っ直ぐなメッセージが込められています。
実際に置いた状態では、丸みのある「L」にも見え、その物体感、存在感は、静かに何かを語っているようにも感じます。
ブックエンドやドアストッパー、そしてオブジェとして、様々な人々の「LOVE」をそっと感じて頂けますと幸いです。
※本製品は、素材の性質上、サイズや形状に若干の個体差がございます。予めご了承ください。
<中山英之>
1972年福岡県生まれ。建築家。1998年東京藝術大学建築学科卒業。2000年同大学院修士課程修了。
伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、2007年に中山英之建築設計事務所を設立。
2014年より東京藝術大学准教授。
主な作品に「2004」、「O 邸」、「Yビル」、「Y邸」、「石の島の石」、「弦と弧」、「mitosaya薬草園蒸留所」、「Printmaking Studio/ Frans Masereel Centrum」(LISTと協働)。
主な受賞にSD Review 2004 鹿島賞(2004年)、第23回吉岡賞(2007年)、Red Dot Design Award(2014年)、第17回環境・設備デザイン賞優秀賞(2019年)、日本建築仕上学会 学会賞 作品賞・住宅部門(2019年)。
http://www.hideyukinakayama.com
<E&Y>
E&Yは東京を拠点に家具やオブジェクトの編集と開発、製作及び販売を行うファニチャーレーベルです。
そのデザインリソースは、日々進化してゆく世界中のデザイナーからによるもので、
ミラノやロンドン、東京などの国内外で新作を発表し、コレクションは50作品以上になります。
また、デザイナーやアーティスト、建築家と共に、プロジェクトの為のアーティスト作品やオリジナルプロダクトの開発も行っています。
E&Yの作品の一部は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)、ロンドンデザインミュージアム、パリ装飾芸術美術館、スウェーデン国立美術館などに収蔵されています。
http://www.eandy.com/