倉俣史朗
WALL CLOCK「風船」
型番 : SK001
94,600円(税込)
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【素材】 ケース、風防:アクリル / 針:ステンレス(塗装仕上げ)
【サイズ】φ28 × H8 cm(重量:約1kg)
【生産国】made in Japan
※メーカーよりお取り寄せとなりますので、ご注文後に納期をお知らせさせていただきます。


世界的なデザイナー「倉俣史朗」が空間デザインを手掛けた六本木のAXISビルにあったショップ、SPIRAL(スパイラル)。
そのスパイラルの為に、1981年にデザインしたウォールクロック。

こちらは透明なアクリル製の時計で、通称「風船」と呼ばれており、吹きガラスと同じ原理のブロー成形(中空成形)で、アクリルを膨らまして作られています。
アクリルの中に閉じ込められた文字盤は、裏側で風防ケースと固定されており、まるで風船の中にふわふわと浮いているようなデザインが特徴です。

直径28cm×厚み8cmの大きさで、壁に掛けた際の独特な存在感は唯一無二です。

12時の位置に、赤い点(ドット)が配された非常にシンプルなタイプで、ステンレス製(塗装仕上げ)の針を採用しています。
レッドカラーは、倉俣氏が多くのプロダクトで良く使用していた色でもあり、この時計にも同じ赤色が採用されています。
また、文字版の下に印刷されている、SPIRALのロゴは日本を代表するグラフィックデザイナー田中一光のデザインになります。

生涯、180点ものプロダクトデザインを手掛けたと言われる倉俣史朗。
現行で製造されている数少ない倉俣デザインのアーカイブの一つでもありながら、独特な存在感とシンプルなデザインは、インテリア空間に彩りを与えてくれます。

ホームユースはもちろん、事務所や店舗での使用もおすすめな掛け時計。
新築の御祝いや開業祝い、そして記念日のギフトなど、プレゼントにも最適な専用ボックス付きです。


<倉俣史朗 / Shiro Kuramata>
1934年東京生まれ。1956年に桑沢デザイン研究所リビングデザイン科を卒業。
1965年に自身のクラマタデザイン事務所を設立。
60年代初めから90年代にかけて活躍した20世紀の最も重要な日本人プロダクトデザイナーの一人。
空間デザイン、家具デザインなどの分野で革新的な作品を発表し、80年代はエットレ・ソットサスの誘いで、デザイン運動「メンフィス」に参加。
日本のインテリアデザインをアートの領域まで向上させ、概念をより広げるという功績を残した。
アクリル、ガラス、アルミニウム、スチールメッシュなど、工業材料を多用した作品は独創的で、国際的な評価も高く、
多くの作品がMoMA(ニューヨーク近代美術館)をはじめ、世界各地の美術館のパーマネントコレクション(永久収蔵品)にも選定されている。
1991年に56歳の若さでこの世を去るが、今なお世界中の多くのデザイナー、アーティストに影響を与えている。



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